300年目の英雄譚エアルPLより
毎週日曜に参加させていただいているSW2.5のキャンペーン「300年目の英雄譚」、GMのとたけさんがキャンペーンのことを書くためのブログを始めてPCのことについてもいろいろ書いてくださっていたので、こっそりこちらからも書くことにします。
とてもよくまとまっているので、こちらからは自PCエアルについてPL視点から軽く心のおもむくままに。
最初はアステリアの神官やったことないからやってみるかーくらいの気持ち。
アステリア→エルフ→あ、ハーフエルフ成分ほしいな→ナイトメアにしていじめられてるといいんじゃないかな
というわけでエルフ生まれのナイトメア、アステリアの神官となりました。
ちょっと暗めの背景を求める心に従って生み出された設定は、
母は生後すぐに亡くなり、男手一つで育てられる。森のエルフたちからは表立っていじめられたりはしていないが、母が森の外から来た人間であることもあって明らかに距離を置かれている。父は忘れ形見であるエアルを大切に思っているが、口下手不器用なためうまく伝えられていない。
結果エアルは、"俺はもしかしたら、誰からも愛されていないのかもしれない"とか"自分は両親への罰として生まれてきたのだ" とか暗ーい感じの子に。
暴力とか罵倒とか食べ物がないとかそういう直接的な?激しい?ものより、なんとなく人の態度がよそよそしいとか、特別な愛情を感じられないとか、そういう灰色の閉塞感みたいなものが好きなのかもしれない。
直接的な悪意はなくてそれぞれの思いがどうしようもなくからまって身動き取れないみたいなの。
話を戻しまして。
森の外にあこがれながらも、それを見ることはないだろうと思っていたところに天使……もとい、温泉を求めてやってきた女の子めいとの出会いがあり、彼女に引っ付いて"冒険者"となるべく森の外へ一歩を踏み出すのがエアルの導入。
はじめて"欲しいもの"を明確に意識してそのために行動した場面ですね。
明日旅立つという日に広い空を見せてくれたシーンが転機って感じでとても……好き…。
引っ込み思案な性格のために内心を言葉に表せなくて、最初の方PLは結構苦労しました。
今は他PCと打ち解けてきてしゃべるようになったのでだいぶ楽。
温泉回で真面目な顔しながら風呂をのぞいた後、キャラの崩壊というか解釈をどうしたらいいのか迷ってて、
でも「童貞中学生な感じが出ててよかった」という他PLさんの言葉で「なるほど!」と納得できて、
そこから、キャラブレは成長過程の不安定さを表しているんだ!くらいの気持ちで行けるようになって助かりました。
引っ込み思案、抑制→ちょっと調子乗る→反省
みたいな流れで変化していっているので、そろそろ安定させていきたい。
成長の着地点としては、穏やかで落ち着いた物腰ながら内には激しい情熱を秘めた人物。
キャンペーンを通じて"人族と蛮族"についての考えを問われ続けているんですが
(相手にかかわらず)"相手が戦いを望まないならば、戦わずに済む方法を探したい"というスタンスははっきりしてきた感じです。
これからのキャンペーン、どんなことが待ち受けているのかとても楽しみです。
願わくば善意でしたことが裏目に出てひどい結果がでるみたいな、そういう絶望を味わってもらいたいですね。
闇の性癖が漏れ出している。いや、そこから立ち直るのが好きなので闇ではないです。闇ではない……?ほんと?
キャラシはこちら。
設定のところはいろいろ書くうちに長くなっているのでそのうちすっきりまとめたいところです。
https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=G2jhhM
※追記
2020/10/25 キャンペーン完走しました。